翌朝。
写真でどこまで伝わるかはわかりませんが、豪雨です。
ブーランジェリーに出かける気力も起きないほどの雨なので、前日残った食材で朝食。
洗濯物も無事乾き、出発準備はできたものの雨は止まず。
そしてスマホのデータ通信も再度不調。
チェックアウト時間も近づき、色々と検討。
天気が良ければ西回りでリゾート地か、山岳部に向かうことも考えましたが、あまりにも天気が悪いのと、この日もデータ通信に不安がありましたので、安全策で初日に来た道を戻ることに。
データ通信の状況が良ければ行動も変わっていたかもしれません。
雨が降り続く中、途中に溶岩に囲まれた教会を発見。
前日のLa Cité du Volcan(火山博物館)で見た教会だったので立ち寄ることにしてみました。
教会の名前はノートルダムデレーブ教会
1977年の ピトン・ド・ラ・フルネーズの噴火で埋もれたノートルダムデレーブ教会。
溶岩で扉は燃えたものの教会は奇跡的に残っています。
初日はそんな場所とはツユ知らず、素通りしてしまった教会なので、情報の重要性を改めて感じたり。
事前に調べすぎると情報の確認だけで旅が終わってしまうので、それはそれでつまらないのですが、情報が無さすぎると旅らしさもないまま終わりかねないので塩梅が難しいところなんですけども。
教会を後にして、小一時間進んでいると雨も止んできたので、とりあえずランチへ。
沢山、車が止まっている(つまり人気)ことを確認して入店。
この頃には、データ通信が復旧していたので、翻訳アプリを使いつつオーダー。
英語圏なら無くてもさほど困らないのですが、フランス語圏では翻訳アプリは必須です。
ドリンクはバナナグラニータ。
自家製ドリンクかと思いきや瓶でしたけど。
食事は、サーモンバーガー23€と海老カレー16€(クレオール料理)を。
1€155円と考えるとまぁまぁ高い。
味はどちらも美味しかったんですが、同クオリティで考えた場合、日本の値段の倍と考えてしまうとちょっとめげる。
異国の旅先でコスパとか考えてしまうのは、旅行を楽しむ観点からすると、本末転倒だなと頭ではわかってはいるんですけども。
しばらくヨーロッパ旅行は行けそうにもありません。