翌朝。
素泊まりではありましたが、BARでの会話が楽しめたことが大きく、満足度の高い1泊。
コーヒーだけいただいて出発です。
朝10時からのガイドに間に合わせるために、出発したのは9時頃。
石見銀山には観光可能な発掘現場(間歩と言います。)が2か所ありますが、常時観光できるのが龍源寺間歩。
入場料500円(ツアーは400円)
今回はワンコインガイドを頼みましたが、(これまた萩・石見ぶらり手形で無料)これは是非お願いしたいもの。
普通に見て回っても見るべきポイントが全然わかりません。(笑)
ガイドを頼んでなかったら、しっかりとした知識が得られたかどうか。。
ちなみに、もう1つが大久保間歩で、規模感としてはこちらの方が格段に大きいそうです。(入場料4,500円)
入場料も格段に高いですが、見る価値はありそう。
石見銀山は、世界の銀産出量1/3を占めていたとされています。
石見銀山が見つかったときは、山の表面が光っていたようで、(酸化して黒くなるはずなので信憑性は低いです。)
山の表面を削るだけで銀が採掘されたそう。
銀が取れたのは表面から銀が採掘された1つの山だけだそうで、多くの発掘跡がみてとれます。
この日の朝は冷たい雨が降っている日で、ガイド開始から龍源寺間歩までの40分が寒さで超しんどい(笑)
ガイド内容は、知らない事ばかりで知的好奇心が刺激されますが、身体的な辛さがまぁまぁありました。
通路は人が入れる程度に整備され、銀が発掘された場所は、文字にはしづらいところがありますが、一面が削り取られていました。
大久保間歩は、この銀鉱脈の厚さや高さが段違いなんだそうです。
一番奥には、実際の発掘通路がありましたが、人がギリギリ通れるほどの狭いもの。
当時の発掘の過酷さを感じ取ることができます。
1時間半ほどでワンコインガイドも終わり、次回来る機会があれば大久保間歩には是非行きたいと思うほどには石見銀山の魅力を知ることが出来ました。
写真で見る限りは、龍源寺間歩の入口や、清水谷精練所跡ぐらいしか見ないので、いまいち魅力というか凄さを理解していませんでした。
この清水谷製錬所は1年半ほどしか稼働せず、それまでの350年間で掘りつくされたことを物語る施設となっています。
石見銀山の魅力に十二分にふれつつ下山。
そのころには身体も冷え切っていたので、温かいものを食べに車で移動。
石見銀山から車で30分ほどでしょうか?
三瓶そばをいただきに三瓶山へ向かいました。
向かった先は木の香
少し雪が降るぐらいには寒い気温。
蕎麦は冷たいものと思っていますが、流石に寒かったので温かいとろろ蕎麦と、ざる蕎麦をオーダー。
二八蕎麦がなく十割蕎麦でのオーダーとなりました。
大田産の自然薯とネッカ卵のとろろは、味わい深く、出汁の効いた汁とよく合います。
めちゃめちゃ温まる。
鬼皮ごと挽きこんだ十割蕎麦は、蕎麦の香りもよく、信州の蕎麦と比べると噛み応えがある蕎麦です。
出雲そばに近いというか、とても好きな感じです。
また食べたい。
そう思わせるお蕎麦でした。