経営

野外イベントってどうなのよ?

数か月ほど更新が滞っておりました。

書き始めた当初、思いついていたことを一通り書いてしまったからなのですが、ちょうどイベントシーズンに入ったこともあり、優先順位が下がりまして。

現在、3店舗の店舗運営以外に、オードブル・ケータリング、野外イベントをやっています。たまにコンサル的なこともしていますが、これはちょっとしたお手伝い程度なので仕事っていうほどでもないです。

オードブル・ケータリングは一旦おいて、今回は野外イベント。

現状、年間10回程度の野外イベントをやっています。想像できるように売上が天候に左右されやすいのですが、大きなイベントですと1日で100万円前後の売上も見込めます。あんまり大きいと仕込みも尋常ではないほど大変なので1日50万円が上限となるようなイベントを好んでやっています。ロスを調整する意味合いで3日間あるイベントに出ることが多いです。

勝率は7割程度。内訳は大きく利益が出るのは2割、そこそこ利益がでるのが4割、とんとんが2~3割、大赤字1~2割って感じでしょうか?ある程度売れるパッケージが作られれば、そこまで大きなリスクはないと思っています。(そこまでが大変っていう話もなくはない。)

イベントは一切やらないお店も多く、その考えもよくよくわかりますが、個人的にはお店なんていつどうなるかわからないものと考えています。店長が変わるだけで売上が2割以上落ちるなんてこともザラです。

最初は大きく利益がとれることばかりではありませんが、必要なものは、クーラーボックス、ライト、バナー、調理器具(プロパン用)程度で何をやるかにもよりますが、10万円もあればおつりがきます。

小さいイベントからでも出来る範囲で少しずつやっていくと、困ったタイミングでイベントの売上に助けられますので良いと思うんですけどね。実際助けられてきましたし(笑)

扱うアイテムによって事情は異なりますが、クラフトビール+アメリカンフード(弊社がこれ)のパッケージという前提でお話しますと、

・シーズン

基本的には以下の3ヵ月間がベター。6月2週目以降は梅雨時になり、他の季節はビールを売るにしては暑すぎる(7月~9月頭)、寒すぎる(10月末~4月頭)ので避けています。屋内であったり、プロモーションがしっかりしている場合にはその限りではありません。アイテムがかき氷であれば暑すぎるシーズンはむしろ繁忙期で、煮物であれば寒すぎるシーズンが繁忙期なので、あくまでもクラフトビール+アメリカンフードという前提です。

4末~6頭、9月中旬~10月中旬

・出店料

想定売上の2割程度に収まるのであれば出店しています。こちらは遠方であればあるほど移動コストの問題で慎重になります。売上ボリュームが大きければ3割でも利益は出ますが、仕込みにも運営にも負担が大きくなるので、割にあわない印象です。

・イベントの探し方

ある程度イベントをこなすと、どこから探してくるのかどんどんオファーがやって来ますが、最初は地域のイベントを調べたり(市町村区や商工会議所などが行うイベントは出店料が安い傾向にあります。)、知り合いでイベントに出ている人から紹介してもらうのがいいかと。大きいイベントは出店料も大きく、パッケージが固まっていない中で手を出すと大怪我するので最初はオススメしません。まずは売れるパッケージ(仕込みのやり方も含めて)を固めるところから。

・テント出店かフードトラックか

ここは考え方によりますが、フードトラックの方が出店できるイベントは多く、出店料も安いです。理由は主催者側が保健所の申請をする必要がなく、水道、電気、テントの準備も不要なため、開催が楽なので。完全に主催者側の都合ですね。Jリーグのイベントなどはその傾向が強い印象です。

但しフードトラックは、使用用途が限られますので、イベントのみで収益をそれなりに上げていかない(都内のランチ需要もありますが。)とランニングコスト(駐車場代とか)を消化できません。あくまでも店舗ありきと考えるのであれば回数を減らしてテント出店の方がオススメです。弊社はこちらの考え方です。例えば「新規出店のタイミングはイベントをやらない」という選択肢も取れるので、出られるイベントは少ないもののそれほど問題はないかなと考えています。

こんなところでしょうか?また思いつけば書き足します。

 

 

らんきんぐ

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