佐世保を出発したのが、なんだかんだと10時半頃。
平戸へ向かう途中、昆虫の里たびら という道の駅がありましたので寄ってみることに。
昆虫の里たびらがある場所も平戸市になるので、(てっきり島だけかと思ってた。)色々と情報収集が出来ました。
おっぱーぴーな小島よしおのサインが書かれた昆虫食自動販売機がありました。
なんとも昆虫の里らしい自販機。
自販機は基本3桁までしか表示されないので、4桁メニューは0000と表示されるのも新しい知見。
1つも買わなかったけど、ど冷えもんの前身的なものを見た気がした。
ただのジュース用自販機なんだけど。
平戸の情報もしっかり仕入れるころが出来まして、今回は隠れキリシタンの博物館とか行きたいねとなっていたので、平戸市生月町博物館・島の館へまずは行くことに。
平戸大橋と、生月大橋を抜けて、生月島へ。
生月大橋を渡ったすぐ先に、平戸市生月町博物館・島の館があります。
隠れキリシタンの博物館として、1度は見ておいた方が良いものとされて来たのですが入口のオブジェは鯨。
博物館のネーミング的に、生月町の博物館のため、一部、海のものとかあるのかなぁーとか思いつつ入ってみると、
いきなり捕鯨。
しかも、なんかすげーしっかり作りこんである。
天井には鯨の骨。
隠れキリシタンのキの字も見当たらない。
ちょいちょい同様しつつも、江戸時代にさかんだった捕鯨について勉強とかしてしまいました。
これはこれで、新しい知見も得られ良かったんですけど。(雨の日は、博物館巡りが良いなと最近思う。)
開き直って、捕鯨の歴史を学びつつ、2階の最奥へ向かっていくと。
なんと。
ちゃんとありました。
隠れキリシタン。
嘘情報じゃなくてよかった。
入口の絵が、ちょいと怖い。
展示スペースとしては、博物館全体からすると小さいのですが、内容はかなり充実。
キリスト教布教当初は、政府にも受け入れられていたこと。
途中から禁教とされ、踏み絵がはじまること。
それでもキリスト教をやめなかったこと。
小中学校で教科書で習った内容を48歳となった今、振り返ったり、新たな視点で見れたり。
僕自身は、〇〇教信者とかではないのですが、宗教の強さも怖さもいろいろと感じ取ることができました。
旅行の旅に博物館を1つぐらい見るのは、なかなか楽しいものです。
ちなみにこの博物館の最後の展示は、現代漁業(笑)
生月町の博物館なので、仕方ないのですが、なんとも思考が飛びまくってしまいました。
その後、世界遺産ともなっている春日集落(隠れキリシタンの集落で棚田でも有名)にも行こうかと思っていましたが、棚田がきれいな時期でもないので、あっさり回避。
すっかり14時もすぎて、ランチロスとなりかねなかったので、平戸城付近まで向かい、14時台にやっている数少ない飲食店を探し、ラーメン屋九頭(KUZU)へチェックイン!
オーダーしたのはアゴ出汁醤油ラーメンと、屋台風ラーメン。
あまり人通りの無い町で、複数のラーメンスープと麺に不安を覚えましたが、これがそれぞれ特徴的で美味しい!
個人的にはむしろ1つに絞って追及してほしいし、その方がうまくいくのではとか思ってしまいますが、複数やっていくのが平戸ではいいのかもしれないので、とりあえず旨い旨いといただきました。
責任の無い人間があれこれ言うのは野暮っていうもの。