有福温泉を後にして、朝まで腹パンだったお腹も少し落ち着いてきたのでうどんでもいただこうと、古民家でやっているうどん屋さんへ。善長庵。
庵とつくと老舗っぽいですが、娘さんとお母さんの2人でやっている小さなうどん屋さんです。
入店したときは、誰も出てこられず営業しているのかすら不安になりましたが、数分待つとどこからともなくお店の方がやってきました。
営業してた(笑)
僕はスタミナうどんをオーダーです。
味は濃いめでしたが、うどんは美味しく、軽くお腹に入れるにはちょうど良い加減でした。
お母さんがお話好きで、神奈川県に住んでおられたり、愛知県にも住んでおられたことがあったりで、両都市ともに縁のあるため、話が弾みます。
娘さんの昔話から(本人うどん作ってるのに。)有福温泉の旅館を廃業して、今に至る話など、うどんを食べに来たのに、なんか30分近く世間話をしておりました。
そういう時間も楽しい。
うどんを頂いたのち、石見畳ヶ浦へ。
明治地震によって隆起した海床で、広さは約5ha。
畳ヶ浦を代表する特徴的なものは、「ノジュール」とよばれる、貝殻に含まれる炭酸カルシウムなどがコンクリート状に固まった岩が見られます。
各所に化石をみることができ、まさに天然の博物館といえる場所です。
駐車場に車を停め、トンネルを抜けて海岸に向かうのですが、ものすごい強風が吹いていて、歩くのも一苦労。
物凄い高波が待ってるんではないだろうかと不安に駆られます。
とりあえず行きましたけども。
トンネル途中で、少し空洞になっているところがあり、そこまで行くといくらか風もおさまります。
海は荒れているものの、海岸に行くのは問題なさそう。
海岸にでると沢山のノジュールが。
マッシュルームのような形をした岩がノジュールです。
化石も多く見ることができ、話によるとクジラの化石もあるそうな。
日本海を挟んだ韓国からの漂着物もあり、地元の方によると注射針の漂着物もあって危険なんだそうです。
海に注射針ってなんでしょうね・・。
怖すぎますね・・。
シーズン中であれば日・祝はボランティアガイドが常駐しているようで、約1時間のガイドをお願いできるようです。
オフシーズンでも事前に申し込んでおけばガイドをお願いできます。
事前に予定が決まっている方は是非とも。
広さが広大なので、ガイドがあった方が、沢山の化石を見ることが出来そうですよ!