予約していたお店の最寄りのバス停で下車。
使えるかどうかわからないレトロな公衆電話が良き。
海外に行って、日本よりインフラ周りが進んでいる国ってまず見かけないのですが、(経済的には進んでいるとか、日本はあくまでもマイノリティーな技術とかの観点ではなく、あくまでもインフラ)
シンガポールに限っては、日本と比べても違和感なく過ごせます。
地下鉄の改札口の反応はいくらか遅いけど(Suicaは早すぎるんですけども。)、バスに至っては日本よりも進んでいるし、安全。
狭い国土で、マイノリティーは無視の姿勢が日本に比べると鮮明なので、そのせいもあるとは思うのですが。
さて。ランチに向かった先はSG TAPS
日本人経営のクラフトビアバーです。
実は石田氏、日本に居た頃は下戸。
1滴もアルコールを飲んだことなんてみたことありません。
その石田氏が、クラフトビール屋をチョイスするわ、最近、魚も食べるわで、人って変われるものだねと思ったり。
石田夫婦と、私と妻の4名でのランチ。
とりあえずはサンプラー。
シンガポールのビールを中心に品ぞろえしてあり、日本のビールも少ないながらも置いてあります。
その日は、FAR YEAST BREWINGが置いてありました。
良く存じております。
とりあえずは妻と一緒に飲み比べ。
シンガポールでもクラフトビールはそこそこ流行っており、スタイルもIPAやフルーツビールだけでなく、ニューイングランドスタイルやサワー系も。
値段は円安のせいもあって、ちょっと手を出しずらいお値段になってしまってましたが、(当時1USドル=158円)シンガポールだとこんなものでしょう。
おつまみもラクサピザや、トリュフポテトなど色々といただきました。
ラクサピザは、ほんとにラクサ味でした。面白い。
久しぶりに石田氏にお会いして、(facebookは見てるのですが)近況報告なんかをしつつ、話題になるのはシンガポール文化。
海外に住む人と話をすると、そうなりがち。
愚痴も含めて。
日本も移民が増えてきている現状ですが、もともとシンガポールが移民の国ということもあって、ルールが明確なのが印象的。
端的に言えば、
「働かない低所得移民はいらない(無収入・犯罪・妊娠 強制送還)」
「お金持ち移民は歓迎だけど年寄りはいらない」
って感じ。
個人的にもその政策は正しいと思いますが、政府がこれを表立って表明できるのは強いなぁと。
ここに関しては日本も同じようなスタンスでやってほしいとか思ったりした次第。
なんだかんだと2時間以上も談笑し、適当なところで解散。
円高になったら再訪する約束をし、その後は博物館へ。
単にその日の深夜便で帰るので、汗はかきたくないなぁ~という点から博物館になりました。
アジア圏の文化が学べる博物館という名目で、シンガポールの歴史とかも学べるかなぁーと思っていってみたのですが、ほんとにアジア全域でした。
ちょっと違った。
Googleレンズのおかげで翻訳もできるし、以前に比べれば海外の展示物も内容が理解できるのがうれしい。
お皿のアラビア文字も読めるし、なんか勉強になりました。
妻も博物館は好きなので、なんだかんだと2時間以上は滞在してしまったと思います。