翌朝。
その日の午前中の天気が雨予報だったために(結果的には快晴)、島に行く予定をやめて、街歩き。
朝食はカトン地区へカトンラクサを食べに向かうことにいたしました。
カトンラクサを初めて食べたのは15年近く前。
ちょうど世界一周をスタートしたタイミングです。
当時は、GoogleMapもろくに機能していないので、(スマホが出始めぐらい。)紙の地図を頼りに電車で最寄り駅まで。
暑い中、長距離を歩いた記憶です。
今回はバスで1本。
お店まで徒歩1分のところで下車して、めちゃめちゃスムーズにカトン地区に到着できました。
あんまり過去のブログをリンクしませんが、その時の様子がこちら
実は下の写真と同じお店なんですが、まったく雰囲気違います。
以前は屋台風のお店でしたが、なんというかちゃんとしてる。
ちゃんとしたお店になってます。
看板に日本語表記があるのがなんとも面白く。
初めてカトンラクサを食べた時は、ココナッツとエビ出汁でこんなに美味しいものになるのかと驚いたほど。
知らない異国の料理ってまだまだあるんだなぁとも思いました。
15年前ですよ?
今ではカップ麺にもなるラクサですが、当時ラクサって知ってました?
この日はベーシックな海鮮のカトンラクサと、チキンラクサの2種類をオーダー。
丸く短い麺は相変わらずです。
長くないので箸ではなく、スプーンでいただきます。
味は以前より少し辛いかもしれません。(調整はできるようです。)
でも基本的な味わいは記憶通りで、滑らかで旨味が強く、いくらでも食べたい麺料理。
15年前の記憶が戻ってくる感じですね。
なんとも懐かしい。
食べたあとは、当時の記憶をよみがえらせながらプラナカン文化を感じながらのお散歩。
色とりどりの建物が、異文化のまじりあった感じがして、とても面白く。
日傘をしていても、東京ほどでは無いにしても暑いので、もっともっと見たい気持ちはありましたが、適当なところで切り上げます。
後で(このblogを書きながら)調べてみると、少し歩いたところにもプラナカン文化を感じる建造物が多数あるようでした。
料理もカトンラクサだけでなく、プラナカン料理というものも。
掘れば掘るほど楽しそうなエリアなので、次回シンガポールに来る際には、幾らか暑さが和らぐ時を選んで、カトン地区散策にいけるようにしたいと思います。