日本人の多くは知らないと思いますが、アゼルバイジャンには飛び地ナヒチェヴァン自治共和国があります。

自治共和国となっているので、本来は独立国家なんでしょうが、日本人にはちょっとわかりづらい位置づけです。
もともと、バクーをメインに、ジョージアに行く案もあったのですが、ジョージアに行くならば首都トビリシ以外にも行きたいところがあったので、今回は却下。
むしろ、日本人がほぼ行ったことが無いナヒチェヴァンへ行ってみることにしました!
ナヒチェヴァンに行くにあたり、不安は1点。
アメリカ・イラン戦争勃発後、なぜかナヒチェヴァンの空港がドローン攻撃されてます。。つい最近。。
誤爆とはされているもののかなりの不安要素。
しかもナヒチェヴァンの隣国は、イラン(色々と無理)、アルメニア(アゼルバイジャンと仲悪い。ビザ必要)、トルコの3国。
逃げ道がトルコしかないんですよねぇー。
しかもナヒチェヴァン市内からは遠いところにあるので、これまた不安要素。
航空券は安く、往復13,000円ほどで、割と気軽に行けます。(今、検索すると出てこないので、何かあったのかも。。)
場所はヘイダルアリエフ国際空港のお隣で、5分ほど歩けば到着します。
パスポートコントロールは無いものの、荷物検査や、随時パスポートチェックはあるので、セキュリティは国際空港並み。
外国人はほぼいないので、(アジア人は皆無)結構ジロジロと見られるのは割と楽しい(笑)


他の方はどうだか知りませんが、あまり情報の無い所に行くのは51歳になった今でも、とてもワクワクします。
Google MapやGoogle翻訳が出来て、以前に比べるとかなり楽に旅ができるようになったとは思いますが、このワクワク感は情報の無さと比例するので、その点ばかりは残念かな。

空港へは今回泊まるゲストハウスの主人自らお出迎え。地味にありがたい。
今回、ツアー合わせてもお願いしていましたが、1日目はナヒチェヴァン市内を自力で観光したかったので、ゲストハウスに到着して、支払いだけ済まして、翌日の集合時間を確認して解散。
とりあえず昼食を取ろうと、近所のケバブ屋へ。
チキンのシュワルマと塩ヨーグルトドリンクを頂きました!



朝食はホテルで軽くしか食べてませんでしたが、前日からの胃もたれが夫婦共に継続しており、2人で1本だけ。
足りないかと思いきや、これがちょうどよく、非常に美味しくいただきました。
食後、とりあえず近くのモミネ・ハトゥン廟へと向かいましたが、残念ながら工事中で、これまた近くの屋外博物館へ。
さほど広くはない空間に、無造作に発掘物が置かれている様は、なかなか日本人には考えづらい光景。。



上の写真も日時計と思われるのですが、公園の一部的においてあり、羊の置物とかまたがって写真撮ろうとかとも思いましたが、不謹慎行為としてネットでさらされても嫌なのでやめときました。
次に向かったのがナヒチェヴァン カーン宮殿。
カーンというのは、恐らくハーンのことで、チンギスハーンとかフビライハーンとかのハーン。偉い人。
モンゴル帝国の領土でもあったので、その影響とかもあったのであろうと想像しています。
この後判明するのですが、ナヒチェヴァンの観光地は基本無料。
しかも学芸員のガイド付き。(英語があまり理解できないので不要だけど)
恐らく前大統領の出身地ということが影響しているのですが、(現大統領はその息子にあたります。)保護措置がすさまじき。





道路はキレイに整備され、サーキットのようにツルッツル。
ごみ1つ落ちていない主要道路を見ていると、キレイで清潔という印象よりも、徹底した管理具合にちょっと怖さすら感じます。
その後もヘイダルアリエフ博物館。




なんかの廟

歴史博物館と見て回り、全て無料でガイド付きの好待遇!
色々とおかしくて笑えてきます。(笑)


その後は、ユシフ・イブン・クセイル廟。

ササン朝ペルシア最後の皇帝であるヤズデギルド3世によって建設されたとされるイェジダバード城を見学。
城壁に気軽に登れるのが良い感じ。
もちろん無料です。
中央にある博物館もありますが、17時を過ぎていたのでここは回避。



そして最後にノアの墓。
ナヒチェヴァン市内で、一番行ってみたかった場所。

ノアの箱舟のノア。
ナヒチェヴァンという地名自体がノアが降り立った場所という意味を持っており、宗教的にも意味のある場所。
実際のところノアの墓と言われる場所は、世界に数か所あるようなので、本当かどうかはわかりません。

アララット山が直線距離で200kmほど。
信憑性はさだかでありませんが、思いをはせるのも旅の楽しみです。
色々と周りに回って市内観光は終了。
近くのスーパーで夕飯と翌朝の朝食を買い込んで、その日はバタンキューでした!