鵜戸神宮に到着する頃には小雨が降りだしておりました。
とはいえ、傘をささずにいてられる程度の小雨なので、そのまま観光に向かいます。
前日まで2mm程度の雨が降る予報でしたので、これでも十分ラッキーでしょう。
駐車場が観光バスの駐車場でして、(もっと神社に近い駐車場があることを後で知ります。)鵜戸神宮まで少し歩きます。
海幸山幸の神話を知ったのは鵜戸神宮の入り口。
鵜戸神宮には日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊が祀られていて、その母親にあたる豊玉姫の乳房をつけたとされる岩(お乳岩)や、豊玉姫の帰りを待っている間に岩となってしまった亀石があります。
この文章だけ見るとわけわかりませんが、豊玉姫の解説をリンクしておきます。
興味あったら覗いてください。
ちなみにここで出てくるワニとはサメのことです。
鳥居から御本殿までは少し歩きます。
海岸沿いにある神宮で、天気が良ければ凄く気持ちの良いところだなぁーと思ったり。
この洞穴になった場所が御本殿となります。
鳥居をくぐると洞窟の中には御本殿が。
また来れるようにとお参りしておきます。
お乳岩の看板はなんだかシュール。
この突起をお乳と表現した日本人は、想像力豊か過ぎるとか思いました。
鵜戸神宮御本殿の海岸沿いは奇石群。
トルコのカッパドキアを思わせる風景です。
広範囲であれば、これだけで観光地となったんではないかなと思います。
丸い縄がある石が亀石。
みなさん、この縄の間に「運玉」を投げ入れてます。
5個ぐらいで200円。
つい数か月前までは100円でしたので100%の値上がりです。超インフレ。
男性は左手で、女性は右手でお願いを込めて投げます。
亀石の背中に命中すれば良し。枡形のくぼみに入ればさらに良しとされます。
僕は、入る気がしないのでやめておきました(笑)
鵜戸神宮を後にして、トトロのバス停に足を運んでみたり、
行きに寄らなかった鬼の洗濯板(この頃には潮が満ち始めていました。)を見に行ったりしつつ、宮崎空港方面へと向かいます。
天気が回復するなり、曇りのままであれば青島観光も考えましたが、雨が強くなってきていましたので、近くの温泉をサーチ。
神話の湯と名付けられたPH9.4のアルカリ温泉をみつけてしまったので、迷わずそこに行ってみました。
PH9.4は伊達ではなく、すごくツルツル。
こんなに良い温泉に出会えるなら雨も悪くないものです。