3月上旬。
2月末と同様の場所で潮干狩りです。
浦賀水道を大型タンカーが行きかうのでなかなかのビュースポット。
釣りをしている方、ビーチコーミングを楽しむ方、BBQをして楽しむ方などいらっしゃいまして、横須賀市民の憩いの場です。
大潮の引潮を狙って潮干狩り。
ウミウシもいました。
ザ・潮干狩りポイントではありませし、有料のアサリばらまき系でもありませんから、ポイントを探すのに難儀しますが、1か所見つければザクザク出てくるので面白い。
前回ほどではないものの、味噌汁1回分にはなりました。
その後、浦賀ドック見学の際に教えてもらった千代ケ崎砲台跡へ。
駐車場は無料なものの、そこから少し坂道を歩く感じとなります。
現在、土日祝のみ無料解放されており、しかもボランティアガイド付き(無料)
千代ケ崎砲台跡は、東京湾要塞を構成した砲台のひとつで、江戸時代後期に会津藩により台場が造られた平根山に、明治25年から明治28年にかけて陸軍によって建設。
実際に使われたのは1度だけで、1837年のモリソン号事件で発砲したのが千代ケ崎砲台と言われています。
空襲も受けていないので、そのままの形で砲台跡が残っており、イギリス積またはオランダ積のレンガや、雨水に対する防水と帯水防止のため焼過レンガの様子も見ることができます。
砲弾の保管場所から砲台への穴もそのままです。
1960年から2010年までは、海上自衛隊横須賀通信隊千代ヶ崎送信所として使われており、第二および第三砲座は埋没されていまして、上にはテニスコートがあったそうです。
下の写真がまさにそれ。
戦争の遺産とかではなく、テニスコートを無くした跡。
実際に活躍の場が無かっただけにそのままの形で残っていますし、見るべきところが多い砲台跡なのですが、逆に拍子抜けしてしまうこともしばしば。
千代ケ崎砲台に含まれる砲塔砲台は、隣の敷地内にあり、遠くから眺めるだけとなっています。
尚、その施設は浦賀ファーマシーガーデンで、ブルーベリー狩りやレモン狩りが楽しめる施設だったりしますので、機会を見つけて行ってみるのもいいなと考えています。
テルマエ・ロマエ2の撮影場所でもあるようです。
まだまだ知らないところがありそうです。横須賀。